鹿島商事を知る上で、設立の原点は大きな意味を持っています。 創立者の鹿島が十代の頃に出会った人物の話にショックと感動を受けたことが始まりでした。
―固定観念を捨てて、何のしがらみも無くなった時、本来の流れが見えてくる―
この話を知識として頭で捉えるのではなく、どのように体得するのかが大きな課題と なっていた鹿島は、当時、稼業を手伝っていました。 そして、この仕事を徹底的にやりぬく事で、自分のイズムや哲学などの固定観念を 捨てるまでに至り、その結果見えたものがありました。
会社をおこし大きくしすぎると国営化、国営化して採算がとれなくなると民営化、 民営化するとまた拡大していく・・・ 国営化すれば社会主義、民営化すれば資本主義。 よって、資本主義と共産主義は規模の違いにすぎないのではないか。
共産主義の考えは、必然的に資本主義は崩壊して全て社会主義になるというものだったが、 逆に資本主義は市場規模を拡大して伸びていった。 それは共産主義がインフレと金融生産というものを理解していなかったからだ、と。
これらのことが見えた時、適性規模という考えが確立しました。
「適性規模を守れば不景気に左右されない一つのシステムがうまれる」 鹿島商事ではこの適正規模を年商100億としています。 年商100億以内の規模であれば、インフレ・金融操作の波をのりこえて 永遠に会社を存続させられると・・・
そういったシステムをつくりあげる目的、それは―
浮き沈みの激しいこの世の中でも生き抜ける力をもつ会社、 この場所で働く社員の生活の充実。 ひいては、こういった会社が増えれば、社会そのものを豊かにする。
これが鹿島商事の原点です。 |